Voice of The Staffスタッフの“声”

獣医師Veterinarian

阪野 友亮

2021年 新卒入社
プリモ動物病院 相模大野 所属

獣医師
阪野 友亮

■ 今の仕事内容を教えてください。

入社当初は、診察補助、掃除、獣医師として必要な『円滑に診察を進めるための業務』を学んでいました。また、電話での適切な話し方や、社会人としてのマナー、生活の送り方、勉強の仕方など『常識のある社会人』になるために必要な事、獣医師の業務だけでなく、動物看護師の業務も学ぶことでチームとしてそれぞれがどのように動いているかを学びました。最近では、診察の行い方、カルテの書き方を教えていただき、徐々に獣医師として診察を行っています。

■ 今のあなたに求められているスキルは何ですか

1つ1つの仕事を丁寧に確実に行う事と、時間を意識して、早く終わらせることが課題となっています。現場では、不慣れな作業が多くあり、1つの作業に時間がかかります。しかし、多くの患者様が来院される院内では、次々にやるべき仕事が増えるため、短時間で作業を終わらせる事が求められます。丁寧かつ短時間で進めるにはどうしたらよいのか、作業効率のみならず、迅速な判断力を身につけることが獣医師としての成長の一歩になると考えています。少しでも早く身につけられるように練習と復習を日々繰り返し行っています。

■ 今後伸ばしていきたいスキルはありますか

診察において、診断名を最初から絞り込んで考えるのではなく、除外診断をしっかり行い誤診をしないスキルを伸ばしていきたいと思っています。『複合的な観点からの診断力』は獣医師にとってとても重要だと考えており、まだ診察や診てきた症例数も少なく経験が浅い私は、鑑別診断として挙げることのできる疾患も少ないと感じます。
学校では病名から症状があり、どう治療していくかを勉強しましたが、実際の臨床現場では症状から疑われる病名を多く挙げ鑑別診断へ繋げていくという流れになります。先輩獣医師の鑑別診断を勉強しながら、毎回見落とすことが無いように丁寧な診察や検査、飼い主様との対話を大切にし、鑑別診断を多く挙げて、決して見逃すことのないよう診察を行うようにしています。

阪野 友亮

■ 入社前と入社後でプリモの印象は変わりましたか

印象は変わりました。入社前までは、診察を行い動物の疾患をどう治療するか考えるため患者様とお話しをする事が主な仕事だと思っていました。しかし実際には、他部署や社外の卸売り業者、検査会社など多くの院外の方々に助けていただいているということを知りました。特にプリモは、臨床現場が診療に集中できるよう本社より様々なサポートがあります。また、手技動画の無料視聴や医療書籍購入など、更なるスキルアップの為の環境が整っているため、やる気次第で大きく成長できると感じます。また、グループ全体として『相手には敬意を』という風土が根付いているため、どのスタッフも『患者様だけではなく周囲の方々全員に敬意を示すことを大切にしている』という印象を入社後に強く感じました。

■ あなたが務めているプリモ病院の雰囲気はどうですか

常に、周囲に敬意を持って接し、患者様だけでなく他部署や院外の業者の方まで、関わる方みんなが、快適で親しみやすい病院であると思います。獣医師も動物看護師もお互いに敬意を持ち、全員で良い病院にするための意見交換も行われています。皆優しく、言葉遣いも大切にしているため、とても働きやすい職場です。

■ 5年後、10年後の目標は何ですか

鑑別診断を多く挙げ、診断を外さない総合診療医になっていたいです。その上で、自分がさらに深く勉強したいと思える専門分野が見つかった場合は、その専門分野を極めていきたいと思います。今はまだ、半人前で目の前にあることを一つ一つ一生懸命こなしていくことで精一杯ですが、常に学ぶことを怠らず早く一人前の獣医師になれるよう、がんばっていきます。プリモには、常に勉強をしてスキルアップをしていく先輩方ばかりなので、その環境下で私も先輩方についていけるよう、周りからの刺激をもらいながら自身の目標に向けて成長していきたいと思います。

■ 学生に向けてメッセージをお願いします

私は学生時代にすごく色々なことに挑戦して一生懸命やってきた経験が、今の自分の糧になっています。勉強だけでなく、部活や旅行、友達との遊びの時間など自分の興味のある事に関して、時間をとる事ができる学生期間は本当に貴重であったと感じます。社会人になるとどんな職業に就いても、まとまった多くの時間をとる事は難しく、何事にも専念して一生懸命努力する経験は、一生の財産になります。社会に出て、あの時こうしておけばよかったと後悔しないためにも、また、社会で専念すべき事に専念するためにもやりたいことを突き詰めてみてください。

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