Information 猫の診療
町田森野プリモ動物病院では、“猫にやさしい診療”を心がけています
ねこちゃんはとても繊細で怖がりな動物です。当院では通院時のストレスを少しでも減らせるよう、“猫にやさしい診療”を心がけています。
院長自身も愛猫と暮らす大の猫好きですので、安心してお任せください。
- 〈当院の特徴〉
- ✔ 猫専用の待合室・入院室を完備
- ✔ 完全予約制の『キャットアワー』を設定
- ✔ FIPをはじめとした様々な症例に対応
●猫専用の待合室 / 入院室完備
ねこちゃんが少しでもリラックスして過ごせるよう、緊張を緩和させる効果があるフェロモン剤を使用しています。
待合室
ねこちゃんが少しでもリラックスして過ごせるよう、ヒーリングミュージックや緊張を緩和させる効果があるフェロモン剤を使用しています。
また、ねこちゃんが安心して待てるように、飼い主様の姿が見えやすい場所にキャリーケースを置くための台や、目隠し用のブランケットもご用意しております。
入院室
待合室と同じように、緊張を緩和させる効果があるフェロモン剤を使用しているほか、静かに過ごしたいねこちゃんのために、入院室のドアを開けずにガラス越しに様子を確認できるようになっています。
●キャットアワー(猫専用診療時間)
飼い主様以外のヒトやほかの動物が苦手な子、初めて病院を受診する子のために、完全予約制で診療を行う「キャットアワー」を設けています。
- [ 日 時 ]
- 毎週日曜日 12:30 ~ 14:00
※ご利用料金や診療内容は通常診療と変わりありません - [ご予約方法]
- お電話または受付スタッフへお声がけください。
TEL:042-851-7211
●猫伝染性腹膜炎(FIP)などの難病治療もご相談ください
以前は効果的な治療薬がなく「不治の病」とされていたFIPも、現在は治療薬が実用化されてきています。
当院ではFIPの治療も行っておりますので、他院でFIPと診断されたり疑いがあると言われた場合は、お早めにご相談ください。
▶詳しくはこちら
Common Cat Diseases 猫がかかりやすい病気
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猫風邪(猫上部呼吸器症候群)
ウイルスやクラミジア、マイコプラズマなどが原因となり、猫にくしゃみ・鼻水・結膜炎などの風邪症状を引き起こす疾患の総称です。
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原因
ヘルペスウイルス、カリシウイルスなどのウイルスや、クラミジア、マイコプラズマなどに感染することで発症します。主な感染経路は、罹患猫の鼻汁や唾液との接触感染や、くしゃみからの飛沫感染です。
症状
くしゃみ・鼻水・結膜炎などの風邪症状を起こします。 感染してから症状が出るまでの潜伏期間は3~7日前後です。 一般的には、発症から1週間程度で症状のピークを迎えて、2週間程度で終息していきます。ただし、子猫や高齢猫のような免疫力が弱い個体では重症化することもあります。カリシウイルスやヘルペスウイルスは長期間体内にとどまる性質があるため、症状回復後もストレスや免疫力の低下などがきっかけとなって再発することがあります。
診断
上記のような特徴的な風邪症状がみとめられる場合には猫風邪を疑います。場合によっては原因ウイルスや細菌を同定するためにPCR検査を実施することもあります。
治療
症状が軽度な場合には、無治療でも徐々に症状は落ち着いてきますが、症状が重度な場合には、抗ウイルス薬・抗生剤の点眼薬や内服薬を処方したり、解熱剤やインターフェロンを投与することもあります。
予防
罹患猫の鼻汁や唾液と接触することで感染するため、同居猫がいる場合には居住スペースを分け、食事や水の食器は個別に用意しましょう。罹患猫を触った後はしっかりと手を洗い、同居猫への感染を予防しましょう。また、ワクチンは重症化するのを防ぐ効果があるため、定期的に接種することをおすすめします。
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肥大型心筋症
何らかの原因により心臓の筋肉が厚くなることで心臓の内腔が狭くなり、血液をうまく全身に送り出せなくなる病気です。
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原因
原因は詳しく解明されていませんが、猫種によっては遺伝性で起こることが報告されています。また、高血圧や甲状腺機能亢進症などに続発することもあります。
症状
初期では症状が認められないことが多いですが、症状が進行すると心雑音が聴取されたり、すぐに疲れて動きたがらない(運動不耐性)などの症状がみられます。重篤化すると、胸や肺に水が溜まって呼吸困難を起こしてしまいます。 また、心臓の血流が乱れることで血栓ができやすくなり、それによって後肢麻痺や各種臓器の機能不全を起こすこともあります。また、症状がないままある日突然死を引き起こすこともあるため注意が必要です。
診断
主にレントゲン・超音波検査を用いて診断を行います。 心雑音や症状がなくても肥大型心筋症に罹患していることがあるため、症状がなくても定期的に確認することが重要です。特に遺伝性が確認されている猫種では、早期に検査を実施することをおすすめします。
治療
肥大してしまった心筋は元には戻りませんが、治療で心臓の負荷を軽減し、症状の進行を抑えることは可能です。また、血栓の形成を予防するためにお薬を使用します。食事は低ナトリウムの療法食を推奨します。
【エコー画像(健常猫)】
【エコー画像(肥大型心筋症罹患猫)】
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尿路結石症
腎臓で作られた尿が外に排泄されるまでの経路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)を尿路といい、尿路結石症はその経路内に結石ができてしまう病気です。
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尿路結石にはいくつか種類がありますが、発生が多いのはストラバイトとシュウ酸カルシウムです。
原因
原因は詳しくわかっていませんが、ミネラルの多い食事・水の摂取や、飲水量の低下、体質などが原因といわれています。
症状
頻尿・血尿・排尿痛などの症状がみられます。尿結石が尿路に詰まり排尿が困難になると、急性腎不全を起こして重篤な状態になることもあります。
診断
尿検査でpH、結晶成分の有無を確認します。また、画像検査では尿管や尿道の拡張の有無や、尿結石の位置や数を確認します。
治療
溶解可能な結石の場合は食事を療法食に変更します。尿量を増やす目的で点滴を行ったり、症状に合わせて内服薬を処方します。
結石が尿道に詰まり排尿困難になってしまった場合は、緊急で閉塞解除処置を行います。閉塞を解除できない場合、麻酔をかけて手術を行うこともあります。予防
お家では常に水が飲める状態にしましょう。また、ミネラルを多く含んだフードやおやつは与えすぎないようにしましょう。尿が出ていない状態を1日でも放置すると危険です。尿が全く出ていない場合はすぐに病院にご相談ください。
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難治性口内炎
慢性的に歯肉や口腔粘膜に炎症が起こる病気です。歯肉の腫れや出血・よだれが増える・口臭がする・口を開けるのを嫌がるなどの症状がみられます。痛みが重度になると食欲が低下し、体重も減少してしまいます。
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原因
主にカリシウイルスが原因で起こります。また、アレルギーや免疫反応の異常などが原因となることもあります。
症状
歯肉の腫れや出血・よだれが増える・口臭がする・口を開けるのを嫌がるなどの症状がみられます。痛みが重度になると食欲が低下し、体重も減少してしまいます。
診断
慢性的に口内炎を起こしている場合に難治性口内炎と診断します。
治療
消炎鎮痛剤や抗生剤、免疫抑制剤の内服を行います。また、脱水は口内炎を悪化させる原因となるので、脱水改善のために点滴を行うこともあります。内科的な治療で改善がなければ、全身麻酔をかけて歯石除去や抜歯処置を行う場合もあります。
予防
お家では常に水が飲める状態にしましょう。また、数年に1度麻酔をかけて歯石除去の処置を受けることを推奨します。
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慢性腎臓病
腎臓は体内の水分量の調節や老廃物の排泄を行っている臓器です。慢性腎臓病はそれらの機能が正常に働かなくなってしまう疾患です。
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病状の進行程度により4つのステージに分類されます。
原因
腎臓の機能が長い年月をかけて徐々に低下していくことで起こります。尿管結石などほかの疾患から続発することもあります。
症状
多飲多尿・嘔吐・下痢・食欲不振・体重減少などの症状がみられます。
診断
血液検査、尿検査、血圧測定、画像検査などの各種検査の結果を総合的に評価して診断します。
治療
腎臓病のステージ分類に応じた治療を行います。タンパク質やリンが制限された腎臓病用療法食へ食事を変更したり、脱水改善のために点滴を行ったりします。その他、腎臓の負荷を軽減するための薬やサプリメントを処方する場合もあります。
予防
いつでもお水が飲める環境にしましょう。一度失われた腎臓の機能をもとに戻すことはできないため、定期的に検査を受けて早期発見・早期治療を行いましょう。
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糖尿病
膵臓からインスリンが分泌されなくなるなどの理由で、血液中の糖を細胞内に取り入れることができなくなる疾患です。
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糖が取り入れられないことにより、全身の細胞にエネルギーが行き届かなくなり、様々な症状が起こります。
原因
はっきりとした原因は分かっていませんが、肥満・膵炎・クッシング症候群などがリスク要因となります。
症状
多飲多尿・体重減少・脱水などがみられます。症状が進行すると、血液中にケトン体という有害な物質が蓄積し、神経症状や嘔吐・下痢を引き起こします。
診断
血液検査で持続的な高血糖が認められ、かつ、尿検査で尿糖が検出されると糖尿病と診断します。
治療
点滴で脱水の補正を行ったり、インスリンを投与して血糖値をコントロールします。また、食事療法や運動療法で体重管理を行います。
FIP 猫伝染性腹膜炎
猫伝染性腹膜炎(FIP)は、猫腸コロナウイルス(FFCV)というウイルスが体内で突然変異を起こして全身に感染を起こしてしまう病気です。発症後の死亡率は高く、かつては効果的な治療薬はなかったため「罹患したらほぼ確実に死亡する不治の病」とされていました。
しかし現在は多くの治療薬の研究が進み、治せる疾患に変わってきました。
FIPにかかった猫の命を救いたいという思いで、当院でもFIP治療を行っております。
他院でFIPと診断された・またはその疑いがあると言われた場合は、お早めにご相談ください。

